リアコではないけれど、推しに嫌われたくはないよ

前回のブログにスターなどありがとうございます。こんな基地外のブログに対して引用スターまで!とても嬉しいです。


さて、三連休も過ぎ去り一月ぶりの現場が終わりました。

今回の現場は地方公演への布石であることは明らかで、運営としては今まで来たことのなかった地方のオタクに足を運んでほしいという意図があったと思われます。


そんな中、挨拶の際に推しが客に向けた言葉に感心しました。

「初めてきてくれた方、遠いところから来てくれた方もたくさんいて…ありがとう」(うろ覚え)


私は発券基地外

初めて来たような地元の子を押し退けて前方で見ることに罪悪感がありました。そんな中、遠いところからくる(=いつも来てるようなおまいつ)にも気を配ってくれたことが何より嬉しかったです。


俳優なんて一部のガッツがつくよりも、沢山のガッツでないオタク…

それこそほぼ茶の間のようなオタクがつく方がプラスになると思うんです。


趣味だから結局自分のしたいようにお金を使うのですが、その対象物が人間であるのが難しい。あくまで役者としてのパフォーマンスが商品なのですが、相手に感情があるのって本当に気を遣います。

自分みたいな人間が推してて申し訳ない…推しへの罪悪感に苛まれまくりです。


だからこそたったほんの少しの言葉がけにホッとさせられたし、そんな心遣いも彼の魅力の一つでもあるなぁと改めて感じさせられました。


こっちは勝手に演技を見たくて勝手に通っているだけです。ファンサはあってもなくてもどちらでもいい。

だけど好かれなくてもいいから嫌われたくない。迷惑な存在にはなりたくないです。


今回は1日目に渡したプレゼントを次の日すぐ使っていただけたことや、去年の物もまた使っていてくれたという嬉しいサプライズもありましたが…彼の腹の中は分かりません。好意は好意として受け止めつつ、いつ嫌われるか分からない、と謙虚でいたい…。


今となれば自分が基地外で異端な考え方を持っているを自覚していますので、認知されないように動いたはずですが…。

いかんせん速攻で認知された過去は変わらないので、これからも発券基地外方陣取りオタクとしてやっていくしかないでしょう。いつも前で見ててごめん!


ちなみに私が発券にここまで拘るのは、会場がスタンディングであることが原因です。最前以外見えないんだもん。なにそれ悲しい。

指定席の舞台なら最前にこだわることもしないです。今回も三列目以降だと演者が座った時見えなかったのでは…?

ていうかあの座りのコーナーが一番まじまじ見たいシーンだったんですけど!?!?!?声しか聴こえねえってラジオかよって感じですよ…。


何回かはライブハウスでも座席ありの現場もあったのですが、なかなか指定席が作られるのは難しそうです。

とりあえず座席を求む。


そして次の舞台の発券頑張ります…。


ああ、あと特典会もあるだろうし鼻いじろうかなって思ってる。

推しのためにではないけれど整形しまくってるのでまたそれも記せたら嬉しいです。


目と鼻と顎と顔の脂肪吸引、そして肌。多分骨以外網羅してる。同じカテゴリで整形の話してる記事楽しかったので!

私は全切開だけどね




弱いオタクこそまともなオタクでは!?

まず応募の協力者を募る。友人家族時には相互協力なんてものも募集する。申し込みに当選したら一名義ごと一公演ごとにコンビニを変え、時間もずらし支払いを行う。


出るかどうかも分からない最前のために、たった1日の公演のために、私は10万20万当たり前に使う。遅番が捌けることはないだろうから今回も絶対に大赤字。

それでも私は推しを最前で見たいから、最前を取るためにその時の全力を尽くしたいから大量発券をする。


何をもってして「強いオタク」とするかは分からないけれど、

通った公演数だとか、座席が強いだとか、接触積んでるから、とか高額プレゼントだとかが強さ、を示す尺度なんだろうか。


まあ楽しみ方なんて人それぞれですよ、ブログで語るまでもなく結論はすでに出てますが、語りたいから語ります。


◼︎通った公演数

毎日通ってる時点で、他に趣味とかやることねぇのかよってなりかねない笑。

俳優だけにかまけてなくて、仕事に命かけていたり他の予定もエンジョイしてる人の方が、生涯単位で見たときの人生の質は高そう。

でも時間もお金も何もかも費やして情熱傾けるのも楽しいしなぁ…。ほんと人それぞれ(2回目)


私は全通目指しています。仕事の都合で出来る時もあれば出来ない時もありますね…。

夜行バスからの出勤、とか退勤して新幹線無理やり乗り継ぎして会場に向かう、とかぎリギリ生活も楽しんでやってる。ですが、仕事を調整はすれども阻害してまでは全通しないかなぁって。


◼︎座席の強弱

「座席が強い」に関しては大量発券するか、高額転売のものを手に入れるパターンがほとんどだと思ってます。

よっぽど人気のない舞台ならそこまで枠をかけなくても最前引くことはできるだろうけれど…。全公演となるとやっぱりいくつかの枠で申し込んで抜かりなく最前揃えたい。


余るのわかってて発券して何公演も最前陣取るオタクより、行きたい公演のチケットを自分が入れる分だけ買って、一公演一名義で得た席を受け入れて座るオタクの方が(座席は弱くなるかもしれないけれど)正常だと思う。


私は同担他担問わず、強いオタクの存在の方が厄介だし、時に邪魔だと感じてしまう。


最前列という決められたパイを奪い合う競合他社でしかない。


ぶっちゃけド新人でもない限り、どんな俳優でも強いオタクはそれなりに付いてます。

むしろオタク母数の少ない俳優に限って、ガッツがいたりして…座席が埋まらない割に最前争いは熾烈だなっていうのが個人的感想。


バイを奪い合う、例えばオリックス劇場だとキャパ2400席中、最前列は10席しかありません。2連で発券されたら5人の手元にしか最前は来ません。まじで狭き門。


狭き門だろうと私はそこを常に目指し、最前を引けないと死ぬくらいの勢いです。これは誰と比べてでもなく、自分の思う最良の席に座るかどうかの戦いです。

自己満足の極みここにあり。


そんな中で、全公演は行けないけれど、積まないけれど…でもたとえ末席でも推しが見たくて埋めてくれる。「普通の」ファンが何人もいてくれることのありがたさ。

身に染みて感じてます。


お金のないキッズちゃん、それも歓迎してます。値下げしたチケット買ってくれるのありがたいもん。

別に無理に値切って来なければ私に害はないからね。


定価で観ようとしていない、推しの演技を安く買うのか、なんて言う人もいるかもしれないけれど…みんながみんなチケット代出せるわけでもないし。

お金がないなりに通える方法で推しを見ようとしている…それってめちゃくちゃ身の丈に合っている、いい趣味の楽しみ方だと思うんですよね。


いろんな楽しみ方があるし、そういう弱いと言われがちな人が混じっている現場の方が風通しが良くて通いやすくて好きです。


マジでチケ業務ぐらいでしか他のオタクと関わらないからこんな考えしてるのかもしれない…。


◼︎接触

熱心なオタクがいることのアピールは凄くいいけれど、みんながみんな熱心なのも怖いんじゃないかなって思ってる。

あくまで推しとファンとの関係性なので、少数精鋭のガッツが集って、町内会の寄り合いみたいな状況になるのは痛々しい。それなら積まないやつ大量のほうが、芸能人とオタクの会としては健全だと感じます。


制限ないってことはオタクの人数少ないってことだし…。


◼︎プレゼント

いくら高額なものをあげようと、プレゼントなんてオタクが勝手にあげてるだけでしかないでしょ…。欲しいものなんて自分で買うのではないだろうか。


私生活で彼氏や異性の知人にプレゼントをもらうこともありますが、大概送る側のエゴが透けて見えた。服しかり鞄しかり、電化製品ですらも。

自分の好みのものを使って欲しいとか、自分を好きになって欲しいとか…。そんな感じのエゴ。


私は物をもらう時、嬉しいという感情より先に「どんなリアクションをしたら満足させられるのかな」という思考が来てしまう。こ

贈り物って、贈ってくれる気持ちは嬉しいけれど、ある意味呪縛的なものがあるなぁと。

これが同性の友達でお互いに誕生日プレゼントや旅行のお土産を送り合うフェアな関係ならば何も重苦しくないのですが…。好意を向けられるもプレッシャーですよね。


知人からですらこうなのに、オタクという赤の他人から貰う推しはどんな気持ちなのかなぁと時折悩みます。

慣れっこですか?それともしんどいけれど仕事だから我慢してますか?単純に嬉しいですか?マジで分からない。


だから私はオタクが勝手にあげてるプレを貢ぎ、と称するのが苦手だったりします。

まあ、クレクレは貢ぎでいいと思う。


だだ、そんなクレクレ俳優を推したくないなぁ…。


色々と思い悩みつつも、呪縛なんて言いつつ、 プレゼントを渡しています。推しに似合うものを選ぶことも楽しいし、感謝の気持ちをいろんな形で示したかもあるし…好みの顔の男が自分の買った服を着ているのは単純に目の保養。


金額でいうと20万以上するアイテム渡したこともありますし、毎回数万のプレゼント投げてます。

応援して何年か経ちますから推しのSNSやグッズで自分のプレを身につけてない画像はほぼない状況です。いつもつけてくれてるアイテムもある。


でもそれが本気で嬉しいのか、営業なのか真意は測りかねます。

「プレゼントどうだった?」なんていう野暮な質問はしたくないですし、仮に聞いてもありがとう以外の言葉なんて言えないと思います。


だからそんなプレゼントの金額なんかで、オタクとしての強さ弱さなんて測れないです。あげたければあげればいい。人それぞれ(3回目)


冷静に考えたら他人である俳優にばかすか高額プレ投げるオタクなんて怖いよね…。使って欲しいとか思ってなかったら投げないのは俳優だって分かってるだろうから、高額であればあるほどプレッシャー。


着て欲しいっていうエゴをぶつけてこない、プレゼント投げないオタクの方がまともかもしれない。


私は楽しいからやってるし、高額になるのも質感の良いもの使って欲しいし、あんまり安い店のショッパーを大の大人が持って歩くの恥ずかしいし…っていう完全な自己満足。まさにエゴです。


自己満足に巻き込んで推しよごめんなさいと思うことはあれども、プレゼントを持ってきてない人を馬鹿にするなんてとんでもないです。


さて、強い弱いと称される基準は、得てしてお金や時間という労力の量で裁かれてる風潮があるような気がします。

ただ、推しにとってどうなのかという答えは、俳優とファンという関係でいる限りブラックボックスの中にしか無いです。ファンは推しにとって客で、取引先であるので、そこそこの常識を持っていたら邪険にすることはないと思うんですよね…。


熱意ってぶつければぶつかるほどマイナスに傾くこともありますので、やっぱり弱いとされるオタクの方が、当たり障りないまともな応援が出来ているのかもしれないなぁと思った次第です。



ただ、私はルールの中で自分の楽しみ方で楽しみたい。だから今日も発券をし、余ったチケットを鬼のように抱え、招待できるものは招待し、最前列で推しの姿を見るために駆け抜けたい。


なお、一番ファンサもらえたなってのは、2列のゼロズレから4.5席外れた時の公演です笑

追加キャストとして本番1週間切ってから告知されてどんな手を使ってもそこしか手に入らなかった…。

最前って推しのダンスを何の障害もなく見られるメリットはあるんだけど、ファンサ観点だとよくない席に思う。


最前が最善の席でもないし、推しにとってどこの座席に座っているかなんて関係ない。


わかっていても私は今のやり方は変えません。

そしてそのこだわりにかける私の情熱と金銭感覚を基地外だなぁと思っても、強いと考えたことはございません。


みなさんの意見がまた知りたい。